古梅園
kobaien墨に生きる
古梅園の製墨業は、天正5年(西暦1577年)創業で始祖は松井道珍「延喜図書寮造墨式」「李家製墨法」などを研究して、良墨を造ることに成功し、その功によって、土佐掾を賜わりました。
以後、累世官名をいただきましたが、六世 和泉掾元泰は、長崎で清国の御墨司 程丹木、汪君奇と製墨法を交換して大いに得るところがあり、さらに良い墨を製することが出来るようになりました。
又、七世和泉掾元彙と共に「古梅園墨譜」「墨談」「墨話」などの書物を著しました。
墨の代名詞のようにいわれる「紅花墨」もこの時に造られたものです。以後、墨と言えば「古梅園」といわれるようになり、現在の当主は十六世松井晶子です。
創業1577年の伝統と技術
400年以上の伝統と技を継承し、墨業一筋の古梅園。
会社見学、にぎり墨も可
墨づくりの現場を見ることができる貴重な体験が可能です。
昔からの採煙方法
純植物性油を土器に入れ、煤を取る繊細な作業を創業当時からの方法で行います。
代表商品
さくら形
かな用さくら形は古梅園創業以来受け継がれる銘墨で、菜種油を使った油煙墨です。
非常にのびが良く、濃墨では濃い紫味を含み、淡墨では淡い茶系の色です。
濃墨時は漢字にも適しています。漢字・かな作品用にお使いいただけいます。
五星紅花墨
菜種油から採取した「油煙」で造った墨です。
のびが良く、濃墨は純黒、淡墨では茶系の黒で、一般に最も広く愛用されております。
漢字、仮名ともに最適。
企業情報・アクセス
所在地への交通機関
近鉄奈良駅下車 4番出口より小西通りを南へ、徒歩約7~8分
JR奈良駅下車 三条通りを東へ徒歩約10分
代表者 | 松井 晶子 | ||
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住所 | 〒630-8343 奈良市椿井町7 | ||
TEL | 0742-23-2965 | FAX | 0742-27-1278 |
URL | http://kobaien.jp/ | ||
備考 | 見学+握り墨体験(有料)が可能です。ご希望の方はご連絡くださいませ。 |